従来の海外子会社の業績評価は、海外事業の売上高、営業利益などの財務的指標が中心でした。
その前提は、企業グループ経営の基本概念として、拠点別部分最適の結果を連結する「連結グループ経営」でよしとして来た歴史的経緯にあります。
しかし、グローバル化がますます進み、変化のスピードが速い今日では、世界の各拠点の部分最適の結果を集約し経営判断をするのでは、変化への対応スピードが遅くなり、ビジネスチャンスを逸してしまうことが少なくありません。いかにして世界の各拠点をまたいで、グローバル最適な経営判断ができる仕組みを構築し、日々の業務を回していくか、そのためには従来と違ったグローバルな業績評価システムが求められます。
Performance Monitoring System
グローバルな業績評価システム
グローバルな業績評価システム
従来の業績評価システムに囚われていませんか。その場合は世界の変化についていけないうえ、ビジネスチャンスを逃してしまいます。ビジネスチャンスを掴んでより躍進していくには、最適な業績評価システムが必要です。当社ではグローバルな経営に最適な業績評価システムに関しても、お客様のお悩みに寄り添いながら、ご提案をいたします。業績評価に関するお悩みは、当社へお任せください。
背景
目的
グローバルな業績評価システムは、各拠点のグローバルビジネスへの貢献度を、事業別、業務プロセス別に設定されたKPI (KeyPerformanceIndicator)を用いて、拠点別に予実対比をすることによって各拠点のトータルなパフォーマンスを判定します。それぞれの拠点の事業別、業務プロセス別担当責任者の個人評価をするためのシステムではありません。
システム構築のメリット
・海外事業の「見える化」を促進し、拠点別、事業別、業務プロセス別に他拠点と比較して、どのような経営・業務課題があるかを判断し、改善改革の対応策を素早く打つことができます。
・拠点をまたいで、事業別、業務プロセス別に各拠点の担当責任者がグローバルなチームを作り、各拠点のKPIの予実対比結果を見ながら話をすることにより、各拠点の良い事例、悪い事例などの情報共有化が促進されます。
・グローバルに拠点別部分最適ではない、グローバル全体最適な経営の実現に向けて、マネジメントレベルの人財の動機付けができます。
・拠点をまたいで、事業別、業務プロセス別に各拠点の担当責任者がグローバルなチームを作り、各拠点のKPIの予実対比結果を見ながら話をすることにより、各拠点の良い事例、悪い事例などの情報共有化が促進されます。
・グローバルに拠点別部分最適ではない、グローバル全体最適な経営の実現に向けて、マネジメントレベルの人財の動機付けができます。
業績評価指標サンプル
財務的指標
・連結売上高 ・ターゲット製品別売上高 ・値引き率 ・リベート比率 ・顧客別営業利益率 ・企業グループ総時価総額 ・連結営業利益率 ・全事業総コスト低減率 ・一株当たり利益 など |
目標達成指標・売上高達成率 ・営業利益達成率 ・新規顧客開拓目標達成率 など |
時間指標(スピード・有効性・正確性)・納期回答日数 ・納期遵守率 ・クレーム対応日数 ・月次決算報告日数 など |
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マーケット指標・新規顧客売上比率 ・国、地域別ブランド認知度 ・国、地域別ブランド好感度指標 ・CM好感度指標 ・イベント集客数 など |
品質指標 (製品・サービスの品質満足度・社会的責任)・月間クレーム件数 ・ソフトウェア品質 ・ドキュメント品質 ・顧客満足度 ・メンバー満足度 など |