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Columns Archive

ベトナムにおける「家族」とは?

2013-11-11 (月)

Kenji-Hachiya

ベトナム人は情に厚く、家族を大切にするとよく言われますが、それは間違いではなく、ベトナム人は信頼に重きをおき家族に絶対の絆を感じています。外国人(特に日本人)には友好的なベトナム人と家族同然となることは比較的難しくはなく、「ベトナムに来たからはベトナム人と家族同然の仲になりたい」と挑戦する日本人もいるようです。
しかしながら、ベトナムの家族関係に足を踏み入れて、痛い目を見た(というより期待が裏切られた)という話もまま耳にします。

誰が何を売っても必ず儲かる中国小売チェーンビジネス

2013-10-28 (月)

eguchi3

店鋪で売る商品がどんなものでも、店頭の販売スタッフがどんなに素人でも、必ず儲かる中国の小売ビジネスについて今回書こうと思います。

ベトナム人材、「活かす」も「活かさない」も日本人次第?

2013-10-10 (木)

Kenji-Hachiya

中国人やタイ人、インドネシア人とも異なると言われるベトナム人材ですが、私が在越日系企業を訪問すると、各社のベトナム人材への評価が大きく異なることに驚きます。
想像に難くなく、多くの会社からは「ホウレンソウができない」「言われたことしかしない」「言い訳が多い」などの悲観的なコメント。一方で、幾つかの会社からは「問題が発生したら進んで対応してくれる」「顧客クレームへの対応で、土日返上で出勤している」などの前向きなコメント。
このような違いはどこから生まれてくるのでしょう。もちろん、人選も大きな一因と思いますが、日本人による会社の風土作りにも大きく左右されると感じられます。

整備されつつある巨大な中国医療・介護市場 /日系企業は今こそ進出するベストタイミング——南雲俊一郎・川崎真規 日本総合研究所社会・産業デザイン事業部ヘルスケアイノベーショングループ

2013-09-24 (火)

eguchi3

急速な少子高齢化が進んでいるのは、日本だけではない。中国の場合はこの問題に加えて、国内の介護保険制度がまだ未整備であり、さらに国の医療体制も都市部と郊外では差が顕著で、日本よりも医療と介護の現状は複雑だ。しかし、だからこそビジネスチャンスが多くあるともいえる。なかでも日本を含めた海外企業にとって、医療機器ビジネスと介護ビジネスは、中国政府によるビジネス環境の整備が進みつつあり、これから急速に市場が拡大すると見られる。中国の医療機器と介護ビジネスに関するコンサルティング経験が豊富な日本総合研究所の南雲俊一郎氏と川崎真規氏に話を伺った。

謝らないベトナム人

2013-09-17 (火)

Kenji-Hachiya

日本人がベトナムに来て、初めに最もストレスを感じるのが、ベトナム人が「謝らないで言い訳ばかりする」という点でしょう。
仕事に遅れても「道が混んでいたから」、見積書の計算が間違っていても「暑くて集中できないから」などだけで、そこには日本的な「すみません」「ごめんな さい」の一言がかけています。あげくには、「どうしてちゃんとチェックしないの?」「あなたの指示が間違っている」と自分の失敗を人のせいにする始末。
多少なり申し訳なさそうな表情でも見せてくれれば、「仕方ないなあ」とも思えるのですが、こうも平然と自信を持って「自分に間違いはありません!」という態度を見せられると、温和な日本人でもキレてしまうこと必至です。

広告費もワコールの知名度も使わずゼロスタート ・それでも売れる「ラロッサベル」販売戦略の秘密――伊藤哲郎・ワコール(中国)時装有限公司統括部長

2013-09-10 (火)

eguchi3

いいものではなく、有名なものが売れる――。
これが中国市場の常識だ。大手の欧米企業や中国企業は広告宣伝費に数百億円を費やし、有名になることを目指している。ところがこの常識を覆しているのが、ワコールだ。同社の中価格帯ブランドである「ラロッサベル」は、広告費や知名度のある「ワコール」ブランドも使わないゼロベースのスタートであったにもかかわらず、好調な売上を記録している。販売戦略にはどのような秘密があるのだろうか。この秘密は、ひょっとすると広告宣伝費に巨額の資金を捻出できない多くの日本企業にとって、重要なヒントになる可能性がある。

ベトナム人は日本人と合う?

2013-08-08 (木)

Kenji-Hachiya

ベトナム人というと、「若くて元気な労働者が多い」「素直でまじめ」「情に厚く、日本人と相性が良い」と日本では刷り込ま れているケースが多いように思います。しかしながら、当地進出日系企業の悩みの種といえば、1にインフラの未整備、2に煩雑な行政手続き、3に人材、とい われるように人材で頭を悩ませているのが現実です。個々人単位で見ると良い人も多いのですが、中国人とも違うしタイ人とも違う、と単に言葉が通じないだけ ではない扱いにくさがあります。

手作り料理で中国人女性の考え方や生活向上に貢献・今やフル稼働が続くまでに成長した戦略とこだわりとは——栗田昇・ABCクッキングスタジオ(中国)市場開発部購買部経理

2013-08-08 (木)

eguchi3日本で127店鋪、会員28万人の料理教室を展開するABCクッキングスタジオ。そのABCの中国事業の立ち上げから現在の店鋪運営まで一貫して担当している栗田 昇氏に中国の料理教室ビジネスについて聞いた。

“日本”を武器にせず高品質の訴求はできる!値引き販売なしの鞄「Why」が中国で人気の理由――石原敏行・上海壽東包袋有限公司総経理

2013-07-23 (火)

eguchi3中国人女性に人気の日系バックブランド「Why」。しかし、Whyを日系バッグブランドと認識している中国人女性は少ない。近年、中国人消費者は、品質の良さを見抜く目を持ち始めている。したがって消費財ブランドにとって、日本製であることは有利に働く。ところが、Whyは日本ブランドであることを前面に出さずに品質の高さをアピールすることに成功し、値引き販売をしないで着実に販売数を伸ばしている。日系企業にとっての、中国での消費財商売のセオリーをことごとく覆す、Whyの戦略に迫った。

カオスな中国ビジネス界で成功するコツは?「変数」を意識して“始めから捨てる30点”を決めよ

2013-07-12 (金)

eguchi3

中国ビジネスは「カオス」です。物事が予定通り進まない、従業員や取引先など関係者に裏切られる、法律や規定が急に変わる……。これらは日常茶飯事です。

 なぜ中国ビジネスはカオスなのでしょうか。ビジネスのアウトプット(結果)を左右する「変数」に関して、3つのパラメーターに分けてみると分かりやすいと思います。

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